知恵

住宅ローン本審査前に病気で病院に行くと審査に落ちる?団信の条件は?

突然ですが皆さんは健康には自信がありますか?

 

私はあります。いえ、厳密言えば自信ありました

 

風邪もほとんど引かないし最後に病院に行ったのなんて5年くらい前に腱鞘炎で行ったくらいなもんで、毎日晩酌もしてますが健康診断でも引っかかった試し無し。

 

そんな私が住宅ローンの本審査を前にしてちょっと病院に行った事で住宅ローンが降りなくなって全てが白紙契約になりそうだった話を時系列にして書いていきます。

 

誰にでも起こりうる事であると思いますので是非マイホーム購入の参考にしていただければ幸いです。

 

4月下旬 物件との出会い

我が家は元々1区画だったものを2区画に分筆して販売していた建築条件付きの土地を大手不動産サイトで見つけて調べていました。

参考間取りなるものが載っていましたが全く心に響かずに間取りを変える前提で話を聞くことに。

最初に話を聞いた不動産屋はこちらが素人なのを良い事に堂々と違法行為にあたるボッタクリをして来たので別の不動産屋で話を聞くことに。

 

ボッタクリ不動産に関する記事はこちら

建築条件付き土地を買った私が仲介手数料割引を謳う不動産屋に騙された話。マイホームが欲しい!仲介手数料は安いほうがいい! 誰しもマイホームに憧れますよね。 少なくともこの記事をお読みいただ...

 

5月上旬 新しい不動産屋

その不動産屋はこちらの理想と現実的な金銭面の話も含め親身に聞いてくれて、間取りに関しては施工業者との打ち合わせも設けていただきもう私の中では買う意志が固まっていました。

その間に私は源泉徴収票などを提出したりして何度か打ち合わせをし

この一連の流れには約1ヶ月くらいの時間が掛かりました。

 

不動産屋の担当者も私のローンの事前審査手続きをしてくれて0.625%の金利で非常に手厚い保証(団信)のついたA銀行で事前審査が承認されました。

 

自分で書くのもなんですが私の務めている会社は大きい企業のグループ会社で既に家を建てた同僚曰く、ローンはマジで余裕と聞いていました。

【借り入れ額多いかなー】と心配してましたが難なく承認。

 

担当の方曰く1つの銀行で事前審査が降りていると言う形が無いと話が進められない為、実際どこの銀行にするかどうかは今後本審査の際に決めましょうと言う流れで事前審査関連は終了。

 

6月上旬 施工業者との打ち合わせ

そこからは施工業者との打ち合わせ、モデルルームの内覧、ショールームでの設備見積もり、などなど。

注文住宅であるが故に考えなければならない事は非常に多かったですが夢のマイホームの為ならと休みも全て物件と向き合いながら日々過ごしていました。

 

7月上旬 いよいよ契約

朝から不動産屋に出向き、重要事項の説明。

物件の詳細やローン特約などの説明を受け所々分からないところを

質問したりしながら約1時間。

その後施工業者も来て、様々な契約書にサインと印鑑を押す。

今後の人生においてあそこまで印鑑を押す事は今後無いでしょう。

 

こうして私は物件を買う事が決まったのです。

 

その後は建築確認が降りるまでの間に特にする事も無く

間取りに合うソファーやダイニングテーブルの事を調べていました。

 

7 月中旬 ローン本審査

そして、もうすぐ建築確認が降りる頃にローンの本審査をする事に。

担当者とローン担当者と3人で改めて各銀行の金利と保証内容について説明を受ける。

その際に審査される内容として私自身のスペックでは無く、物件の審査で承認が降りなかった銀行がいくつかあると言うお話を教えていただきました。

 

何でも建築確認が降りていればそれで良いとかではなく、銀行独自の物件の審査があるようです。

 

まぁ仮に私がローンを支払えなくなった場合に銀行側としてはその物件を競売に出す訳なので確かに変な物件は銀行側からしても扱いずらいんだろうと思います。

 

私が買う事になっている物件は元々1区画の土地を2区画にしているので土地の一部がこの2区画で共同負担になるんですね。

どうやらそれが引っかかったらしくメガバンクが3社断られました。

 

けれど別にその3社でローンを組む予定も無かったので

「はぁ、そうですか」くらいの感じで受け流します。

 

そして色々各銀行の金利や保障内容について教えてもらった後

結局最初に事前審査通っていたA銀行がいいよねと妻と一致し

申込書を書いていました。そしてローン担当者からこちらもお願いします。

と渡されたものは団体信用生命保険の告知書でした。

 

告知書

1、産まれてから今までにガンと診断されたことがありますか?

 

2、告知日より過去3ヶ月以内に医師の診察、投薬をうけたことがありますか?

 

3、告知日より過去3年以内に手術、または2週間以上に渡って医師の治療

投薬を受けたことがありますか?

 

4、左右いずれかの矯正視力が0.3以下である。聴力言語、そしゃく障害がある。手足指の欠損

背骨の変形がある。

 

5、告知日より2年以内に人間ドッグや健康診断で再検査の指示を受けたことがある。

 

 

少し端折っていますがこんな感じの質問項目があります。

 

そして私はこんなもの書かなきゃいけないのかと思いながらも

最近自分の目の調子が悪くなり病院に行ったところ、網膜に異常があって治療中だと言う事を担当者とローン担当者に伝えました。

そしてその目の不調により上記告知項目のうち2~4全てに該当してしまう事も伝えました。

 

意外な展開

すると2担当者2人共急に顔が真顔になり、事の詳細を聞いてきます。

そして「少し失礼します。」と奥の部屋へ行ってしまった。

 

私と妻は顔を見合わせて

 

「もしかしたらこれあかんやつなんじゃない?」

 

と言う空気になりました。

 

そしてしばらくして担当者とローン担当者が戻って来て

 

「残念ですがこのままだと通常の団信は通らないと思います。」

 

実はこの時点で私は団信が何なのかよく理解していなかったのです。

 

住宅ローンの審査と言うのは銀行が借主のスペックや物件の審査をして

承認するんですけど、どの銀行も団体信用生命保険の加入を必須条件としていて(一部必須としていない銀行あり)

いくら銀行が承認したとしてもその銀行の団信の引受保険会社が承認しなければローンは下りない仕組みになっています。

 

つまり二重で審査される感じですね。

とは言っても病気とは無縁の方には全く団信の加入に関して

問題になる事はないので二重でと言うと少し語弊がありますが・・・

 

私は非常に浅はかでして、仮審査が通っている時点で後はもう

無条件にローンが承認される仕組みになっていると思っていたんですね。

 

そんな事は知らず何も考えずに病院に行き始めたことから

私の目のせいで住宅ローンが下りない可能性が出て来ているのです。

 

確かに考えてみれば、事前審査の時くらいに担当者の方に

 

「ヤマタケさんは健康ですか?」

 

と軽く聞かれたんですよね。

もちろんその時は健康そのものだったので

健康だと返事したのですがあまりにも聞かれ方が

サラっとしすぎていてそんな事すっかり忘れていました。

 

衝撃の宣告

そして同時にこうも言われました。

 

「ヤマタケさんは8/20までにローンの承認がどの銀行からも降りなければ

もう家を建てることが出来ません。」

 

衝撃でした。

既に頭の中は住んだ気になっていて新しい家具や、新天地でのグルメ情報

、あれだけ悩んだ間取りも設備も。

全て無かったことになってしまうと言うのです。

 

そんなブルーな気持ちなまま帰宅。

帰ってから私と妻はほとんど無言。

 

どうなるんだろうね。なんて言う着地点の無い会話が

ひたすら繰り返された暗い夜でした。

 

7月下旬 ワイド団信

ローン担当者の方に呼び出され行くと

実は最初の銀行の告知書はまだ提出していないと言われました。

 

何故なのか聞いてみるとその後色々調べてくれたようで、ワイド団信

取り扱っている銀行に申し込みましょうと言う事になりました。

ワイド団信と言うのは、通常の団信に加入できない人が入れるように

加入の受け入れ条件を緩和した団信の事です。

一般的には金利が0.3%上がります。

 

私が通したいA銀行はワイド団信を取り扱っておらず。

ワイド団信を取り扱っている別の銀行で申し込むことに。

しかしその銀行から降りて来た金利の回答は妻を保証人にした団信加入無しで0.925%

一般団信で1.075% ワイド団信で1.225%

 

絶望的な数字でした。

 

仮に3000万円借り入れていたとしたら月々の支払

0.625%の金利だと79544円

1.225%の金利だと87898円

と一万円近く月々の返済額が変わってくるんです。

 

妻を保証人にした団信なしなんてもしもの事を考えた時に

恐ろしすぎるので選択肢から外す。

しかし団信が通らないことには家が建てられない事もあり

ローン特約も視野に入れながら告知書を書くことに。

 

金融機関やローン会社からの融資を前提として不動産を購入する場合に、予定していたローンが不成立になると、不動産の購入ができなくなる可能性があります。
そこで、予定していたローンが不成立になった場合は、売買契約を白紙に戻すことができるといった特約を売買契約書の条項に盛り込むことがあります。これを「ローン特約」といいます。このローン特約は、売主買主の間で合意があればつけることができ、ローン特約により売買契約が解除となった場合には、売主は買主から既に支払われた金員を無利息で返還することになります。
なお、標準売買契約書ではローン特約は契約の一般条項のひとつとして条文化されています。

コトバンク・不動産用語より引用

 

8月4日 一般団信謝絶

電話が鳴る。ローン担当者からでした。

 

「ヤマタケさん一般団信通りませんでした。

なのでワイド団信の申し込みに切り替えます。」

 

家に帰り妻に一般団信が通らなかったことを話すと

またも家庭内が最悪な空気になる。

 

私も今まで言わずにはいたのですがついに口から

ローン特約について話しました。

 

ただしその際に返ってこないお金が設計費と印紙代。

設計費は建物代金に含まれていたので分かりませんが

一般的には建物代金の10~15%程度らしいので

この時点で100万円以上は帰ってこないことが分かっています。

 

妻はもはや団信が無くてもいいから買おうと強気な姿勢。

 

「あんたもこのまま白紙にしていいのか?」

 

と迫られ私は自身のせいで今回のようなことになってしまっている事の情けなさ

また、今後も自分が健康でいられることの自信消失から返す言葉が無く。

30代半ばにもなって泣くしかありませんでした。

 

もはやワイド団信でもいいから通ってくれ。

 

そう願うばかりでした。

 

結局は他人

この期中でローンの担当者が自身の状態を告知しないで

銀行に申し込んだらどうかと言ってきました。

 

この瞬間最終的に重要なのは私に家を買わせることなんだと

改めて気づかされました。

不動産屋としてもローン特約なんて使われた日には今まで費やしてきた時間が

全て無駄になってしまいますからね。。。

 

ですがそれで団信に加入できても本当にもしもの事があった時に事前の告知を

していなかったせいで保険金が下りないなんて冗談じゃないですからね。

 

そんな事はしたくありませんってハッキリ言いました。

 

※この件に関してはネットで調べるとよく書いてありますが

個人的にはリスクが高すぎると思います。

やる際は自己責任ですね。

 

8月7日 ワイド団信承認

再びローン担当者から電話が。

 

「ヤマタケさん。良い情報が2つあります。ワイド団信通りました。

そしてもう一度ヤマタケさん自身のスペックを

銀行に見直してもらい金利を0.2%下げることが出来ました。」

 

つまり1.225%だと思っていたワイド団信の金利が1.025%で通ることが確定したのです。

 

早速妻に連絡をして一段落。

 

この後は本命の銀行の一般団信に

晴れて申し込むことが出来るので早速申し込み。

 

8月中旬 一般団信承認

そして奇跡の一般団信が通ったのです。

 

もう1.025%の金利で一生やっていかなければならないと

先行き暗くなっていましたが本命の銀行にて承認してもらえました。

 

・・・よく考えたら担当者がワイドとか何とか言わずに最初から

本命のを通してくれていたらこんな禿げそうな思いをしなくて済んだんじゃないかと言う

思いはそっと胸にしまっておくことにしました。

 

この期中は寝ても覚めても団信の事ばかりでしたから

これでやっと他の事を考えられるなと言う安堵の方が大きかった気がします。

 

団信オールナイト 言葉にすればー♪

(あまりにも嬉しくて、許してください)

 

まとめ

私は今回団信に加入することが出来ましたがこれはあくまで

目の疾患だったからかも知れません。

 

本審査までに病院に行くなとは言いませんが

病院に行くことで本審査が承認されなくなる可能性もあるのです。

 

また、我慢して手遅れになる病気も世の中には沢山あるので

ここは非常に難しいところだと思います。

 

ただ私は何故このタイミングだったのだろうかと神を呪いました。

 

これが後3か月後だったら今頃何の問題もなく住宅ローンは

組めていたはずなのに・・・とも思いますが

今回の件では学びも多かったですし、妻には本当に支えてもらいました。

 

この感謝を忘れずに住宅ローンの返済を頑張っていきたいと思います。

 

今回私は何でもかんでも不動産屋の言うとおりにして土壇場になって全て白紙になってしまうかも知れないと言う絶望感に浸りました。

不動産屋も私が目の疾患だと言ってから急いで各銀行に住宅ローンの審査を出していて最後の最後まで落ち着かない日々を過ごす事を余儀なくされました。

そんなときはこちらのサイトで予め複数の銀行に審査を出しておくことをお勧めします。

金利の比較ももちろんですが、事前に通る銀行を把握しておくともしも何かあった時に次の行動に移しやすいと思います。

【もしも】なんて起こらない。

そう思ってた私にその【もしも】が起こってしまった訳ですからね。

 

一括審査してもらう為に物件情報や借入額など入力する必要がありますが費用などは一切かかりませんし、もし不動産屋で複数の銀行に審査の申し込みをする場合は申し込みする銀行の数だけ申請書を書く必要があります。

それに比べたらこのサイトは一括で審査をお願い出来るので入力する情報は1度だけです。

手間暇かけずに安心を手に入れられるというのは非常にありがたいですよね。

何せローンが組めなければ家なんて買えない訳ですから出来る限りの事は全力でやるべきだと私は思いますね。

頑張ってください。

住宅ローン一括審査申込